こんにちは、今回はコグトレにて出題される”〇はどこ?”、と言う問題を利用者さんと行ったので紹介したいと思います。
まずは、コグトレについて簡単な説明からしていきます。
コグトレとは
コグトレは、認知◯◯トレーニング(Cognitive ◯◯ Training)の略称で
認知作業トレーニング・認知機能強化トレーニング・認知ソーシャルトレーニングの3つのトレーニングで構成されています。
コグトレは、身体面・学習面・社会面の3方向から困っている人を包括的に支援するプログラムです。
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〇はどこ? 問題内容
今回行った”〇はどこ?”の問題内容は、まず3枚の紙に描かれた4×4のマスに描かれた〇の配置を覚えてそれを回答用紙に記入すると言う問題です。
この問題はトレーナー(支援者)と参加者(利用者)の2人で行います。
トレーナーは三枚の問題用紙を回答者に見せます、用紙を見せる時間は10秒程です。
問題用紙を見せる時間
参加者が〇が描かれた用紙を覚える時間が10秒では難しいと言う場合は、15秒にする等少しずつ時間を増やし難易度を下げて行きます。
覚えるまでの時間は重要ではなく、短い時間で心の中に情報を保持し、それを処理する能力を向上させてていくのが目的です。
“〇はどこ?” 問題用紙
こちらが問題用紙です、3枚の問題を見せて回答用紙に〇を同じマスに見せた順で描いてもらいます。
“〇はどこ?” 回答用紙
こちらが回答用紙です、参加者が回答を描き終わったら一緒に答え合わせを行います。
回答を間違えた際は時間を増やしたり等、覚えるための工夫を一緒に考えていきます。
それでは今回はこの辺りで、あゆみでは日々の活動や作業の様子をブログにて投稿しています、是非他の記事もご覧ください。