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【後悔しない】就労移行支援事業所の選び方!失敗しないための7つの比較ポイントと探し方

就労移行支援を利用して訓練や就職支援を受ける場合、事業所へ通所することになります。事業所によって提供するプログラムや特徴が異なるため「どの事業所を選んでいいかわからない」と悩んでいる方も多いかもしれません。本記事では、就労移行支援事業所を選ぶ際に覚えておきたいポイントを順に解説します。具体的な探し方や後悔しないためのコツも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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「就労移行支援」とは?サービス内容と利用の流れを理解しよう

まず就労移行支援のサービス内容や利用までの流れといった基本情報を解説します。

就労移行支援の目的と対象者

就労移行支援とは
企業などへの就職・就労を希望する障害者の方を対象に、企業で働くために必要となる知識や能力を身につけるための支援を提供する福祉サービスです。

就労移行支援の対象者は、以下の条件をすべて満たした方となります。

  • 原則18歳以上65歳未満の人
  • 身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、難病などがあること
  • 企業などでの就労を希望していること

サービスで受けられる具体的な支援内容

就労移行支援では、主に以下のような支援を受けられます。

  • 基本スキル(PC操作、コミュニケーション、ビジネスマナーなど)の習得
  • 専門スキル(会計、英語、プログラミング、デザインなど)の習得
  • 生活改善のための相談や講座
  • 就職活動
  • 職場体験先の紹介
  • 職場探し
  • 就職後の定着支援

利用期間と費用について

就労移行支援の利用可能期間は、原則24か月です。その後状況に応じて12か月以内での延長が認められるケースもあります。
利用料金は世帯収入により異なり、月額で最低0円〜最大3万7200円です。

利用開始までの基本的な流れ(相談、申請、受給者証、利用開始)

就労移行支援を利用するまでの流れは以下の通りです。

  1. 利用を検討している施設への無料相談・見学・体験利用
  2. 自治体の窓口での障害者福祉サービス受給者証の発行
  3. 事業所で利用の手続き
  4. 個別支援計画に合わせた職業訓練の開始

就労移行支援事業所を選ぶ前に!あなたの「就職の軸」を明確にする3つのステップ

利用する就労移行支援事業所選びの前に、どのような方向性で就労移行支援を受けるかを明確にしておくことが重要です。就職の軸を明確にする具体的な流れを順に解説します。

ステップ1:自分の特性(障害、体調、得意・苦手)を理解する

障害者の方それぞれで障害による特性や体調、得意とする分野や苦手なことは異なります。特性や体調への配慮は必要か、無理なく働けるか、自分の強みを活かせるか、などを踏まえた就職先選びをしましょう。

ステップ2:どんな働き方(職種、勤務形態、環境)を希望するか具体的にイメージする

障害者の方が就労を目指す場合、負担の大きな働き方や自分の希望と合わない職場を選んでしまうと、その後うまく定着できない場合があります。以下の要素を考慮し、どんな働き方を実現したいかを明確にしておきましょう。

  • 職種、分野、業種
  • 勤務時間
  • 週の就労日数
  • 一般雇用か障害者雇用か
  • 職場での配慮の有無

ステップ3:事業所に求める最優先の条件(スキルアップ、就職実績、通いやすさなど)を決める

事業所によって提供しているプログラムの内容や特徴、おもな就職先が異なります。就労移行支援を通じてどのような支援を受けたいか、優先順位を決めておくと事業所選びや希望する働き方の実現にも役立つでしょう。

後悔しないための就労移行支援の選び方!失敗しない7つの比較ポイント

就労移行支援の事業所選びに失敗してしまうと、希望する支援が受けられなかったり、なかなか自分に合う仕事が見つからなかったりといったことにつながる可能性があります。就労を実現させるための就労移行支援事業所の選び方のポイントを順に解説します。

ポイント1:【訓練内容】目指す就職先に直結するスキルが学べるか

自分が希望する就職の軸に従い、希望する就職先に役立つスキルが習得できる事業所を選びましょう。具体的な確認ポイントは以下の通りです。

  • 専門的な訓練プログラムの有無(IT、事務、Webデザインなど)
  • 個別支援計画に基づいた自分のペースやレベルに合う支援が受けられるか
  • 自分の特性や体調などに合わせて受けられるプログラムか
  • 実践的な内容(模擬就労、グループワーク)があるか
  • 就職に有利な資格を取得できる講座やサポートがあるか
  • 就職活動のサポート(面接対策、履歴書や職務経歴書の書き方)が受けられるか
  • 就職後の定着支援やフォローを受けられるか

ポイント2:【就職実績】就職者数と定着率をチェックする

プログラムや支援内容だけでなく、以下のような就職実績も確認しておきましょう。

  • 就職者数
  • 利用人数に対する就職率
  • 就職後の職場への定着率(6ヶ月後、1年後など)が高いか
  • 希望職種や自分と似たケースの就職実績があるか

ただし、開所からあまり時間が経過していない事業所は就職率などの具体的な数値が発表されていない場合があります。あくまで数字は目安として、ほかの比較ポイントも考慮して事業所を選びましょう。

ポイント3:【通いやすさ】無理なく続けられる立地と環境か

就労移行支援事業所でさまざまなサポートを受けるためには、定期的に通所する必要があります。無理なく通い続けられる立地や環境の事業所を選ぶために、以下のポイントも踏まえておきましょう。

  • 自宅からのアクセスは良いか(所要時間、交通手段、混雑度)
  • 交通費はどのくらいかかるか、支給はあるか
  • 事業所の設備や環境に問題はないか(光、音、においなどへの配慮)
  • 柔軟な通所スケジュールに対応しているか(体調に波がある人向け)
  • 周辺環境(飲食店やコンビニがあるか)

たとえば体調面で不安のある方は、自宅から距離が近く通いやすいところを選んだり、交通費が出るなどある程度の距離があっても問題なく通える場合はプログラムを優先して選んだりといった選択方法がおすすめです。

ポイント4:【支援体制と雰囲気】スタッフとの相性と専門性

長く定期的に通所するうえでは、就労移行支援事業所で関わるスタッフの雰囲気や人柄も重要な要素です。見学や体験入所を通じて、以下のようなスタッフや事業所の環境面についてもチェックしておきましょう。

  • 親身になって相談できるスタッフがいるか
  • 経験豊富、経歴が長いスタッフがいるか
  • 専門知識を持つスタッフ(精神保健福祉士、臨床心理士など)の有無
  • スタッフの言葉遣いや他の利用者への接し方はどうか
  • 利用者や事業所全体の雰囲気は自分に合っているか

ポイント5:【企業との連携】求人開拓や実習先が豊富か

就労移行支援事業所は、通所後期になると企業への就職活動に入ります。自分の希望する就職を実現するためには、以下のポイントを踏まえて事業所と企業との連携がしっかり取れているかを確認しましょう。

  • 独自の求人開拓力があるか
  • 企業インターンシップや職場実習の機会があるか
  • 卒業生との交流会などのサポートがあるか

ポイント6:【対象となる障害種別】自分の特性に特化した支援か

事業所によって、対象となる障害や対応できる支援が異なります。自分の特性に合う支援を受けられるか、以下のポイントをチェックしましょう。

  • 自分の障害種別(精神、知的、身体、難病)に対応しているか
  • 特定の障害に特化したプログラムや配慮があるか

ポイント7:【見学・体験通所】実際に利用して確かめる

気になる事業所を見つけたら、実際の雰囲気を見るために見学や体験通所を利用しましょう。

  • 見学や体験通所を快く受け入れているか
  • 複数日利用し、支援内容や雰囲気を体感する
  • 他の利用者の雰囲気を確認しておく

就労移行支援事業所の効率的な探し方とステップ

就労移行支援事業所は日本全国各所にあり、自分に合う事業所がどこにあるのかわからない、という方も多いかもしれません。候補となる事業所を効率的に探す流れを順に解説します。

ステップ1:インターネット検索サイトや専門サイトで絞り込む

インターネット上で「就労移行支援事業所 〇〇(地名)」などのキーワードで検索すると、居住地にある就労移行支援事業所の公式サイトなどを検索できます。

また、全国の就労移行支援事業所の情報を集めた専門サイトを利用するのもおすすめです。「就労移行支援事業所 検索」などのキーワードで検索すると、専門サイトが検索結果として表示されます。専門サイトは障害の種別や所在地などの条件で事業所を絞り込んで探すこともできるので、上手に活用しましょう。
例:障害福祉サービス検索専門サイト WAM NET https://www.wam.go.jp/sfkohyoout/COP000100E0000.do

ステップ2:お住まいの市区町村の窓口(障害福祉課など)に相談する

より専門的な観点から事業所探しをしたいときには、以下のような居住地の専門機関に相談する方法もおすすめです。

  • 市町村の窓口
  • 障害者就業・生活支援センター
  • 地域障害者職業センター
  • 障害者相談支援事業所
  • ハローワーク

ステップ3:複数事業所を見学・体験通所し、比較検討する

インターネットや窓口で自分に合う事業所を探したら、複数の候補に絞り込みます。候補となった事業所に見学や体験通所の申し込みを行い、実際の雰囲気やプログラムを体験してみましょう。疑問点や不安点は、見学や体験通所時に事業所側へ相談、質問することも忘れずに行います。

見学や体験通所後、事業所を比較検討し最終候補となる事業所を決めます。

ステップ4:決定したら受給者証を申請・利用契約を結ぶ

最終的に利用する事業所が決定したら、障害者福祉サービス受給者証の申請を行い、事業所との利用契約を結びます。

【Q&A】就労移行支援事業所の選び方でよくある疑問

最後に、就労移行支援事業所の選び方でよくある質問と回答をまとめました。

Q. 大手と個人経営、どちらが良い?

就労移行支援事業所は、大手や中小規模、個人経営とさまざまな規模のものがあります。大手と個人経営それぞれの事業所ごとにメリット、デメリットがあるため、事業所の規模だけでなく求めるポイントを踏まえて選びましょう。

事業所の規模メリットデメリット
大手全国展開しているので通いやすい事業所が見つかりやすい 就職率や定着率が高い傾向にある カリキュラムやサービスが豊富 幅広い分野や業種に対応できる利用者数が多いのできめ細かいサービスが受けられないことがある 専門性や強みが薄いことがある
個人経営特定の分野や専門的な業種に強みを持つところが多い 一人ひとりに対する支援がきめ細かい傾向にある支援の質が悪い、実績がない事業所もあるので注意

Q. 就職実績がない事業所は避けるべき?

開所したばかりで就職実績がない事業所も存在します。一方で、数年の開所実績があるものの就職実績がない事業所は避けたほうが良いでしょう。

Q. 事業所選びに迷ったら誰に相談すべき?

地域の窓口や関連各所のほか、利用を検討している就労移行支援事業所に相談する方法もあります。

相談窓口の例 ※枚方市の場合
枚方市障害者就業・生活支援センター https://www.deaikyoseisya.jp/about/04/
枚方市地域就労支援センター https://www.city.hirakata.osaka.jp/0000003326.html
ハローワーク枚方 https://jsite.mhlw.go.jp/osaka-hellowork/list/hirakata.html

まとめ:自分に最適な就労移行支援事業所を見つけよう

就労移行支援事業所の選び方のポイントについて解説しました。就労移行支援を上手に活用することで、自分が希望する働き方や挑戦したい分野での活躍も実現できます。本記事で解説した選び方のポイントを踏まえて、自分自身に合う事業所選びにつなげましょう。


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