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パソコン資格で就職有利!おすすめ就労移行支援の選び方

就労移行支援では、パソコン資格の取得が可能です。パソコン操作のスキルは幅広い業種や分野で求められるため、資格を取得することで一般就労を目指す障害者の方にも多くのメリットが得られるでしょう、とはいえ「どんな資格を取得すれば良い?」「パソコン初心者だけど、操作や資格取得は難しくない?」といった疑問を持つ方も多いかもしれません。今回の記事では就労移行支援でパソコンを取得するメリットや、資格取得までの流れ、人気のパソコン資格について解説します。
就労移行支援事業所の選び方も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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就労移行支援事業所でパソコン資格を取得するメリットとは?

就労移行支援事業所でパソコン資格を取得すると、おもに以下のメリットが得られます。

・就職活動に有利となる

・企業が求める技能やスキルが身に付けられる

それぞれについて解説します。

障害者の就職活動でパソコン資格が採用を後押しする理由

パソコン資格を取得すると履歴書に記載ができます。資格を取得することで、自分自身が持っている具体的なパソコンスキルを応募先へアピールできるでしょう。

また、就労移行支援事業所に通所しながら資格を取ったという実績も採用面での大きなメリットになります。体調面が安定していることや、障害により発達の凹凸があってもパソコンの資格を取得できるだけの作業能力を持つことを、企業側へ提示できるからです。

資格取得によって証明できるスキルと企業が求める技能

就労移行支援でパソコンの資格取得に向けた勉強を進める中で、自然と実務に役立つ技術も身に付けられます。

現代のビジネスシーンではパソコンが日常的に使用されています。パソコン資格を取得することで、ExcelやWordなどのMicrosoft Officeをはじめとした、事務系業務に必要なソフトが使える即戦力としてのアピールにつながるでしょう。

また、プログラマーやWebデザイナーといった専門スキルが必要な職種に関連する資格もあります。これらの資格を取得することで、専門的な技術や知識を持つ人材であることもアピール可能です。

パソコン初心者でも安心!資格取得までの具体的な流れと内容

「パソコンを触ったことがないけれども資格は取得できる?」「パソコンは苦手だけど操作方法などは身に付けられる?」といった不安を持つ方も多いかもしれません。就労移行支援では、パソコン初心者の障害者の方に対しても、個々の特性やペースに合わせた支援を受けられるため、資格取得や自立が目指せます。

就労移行支援でパソコン資格を取得するまでの流れを解説します。

利用開始から資格取得までの流れ

  1. 就労移行支援の利用開始からパソコン資格取得までの流れは以下の通りです。
  2. 利用したい就労移行支援事業所を探し、問い合わせを行う
  3. 事業所の見学や体験利用を行う
  4. 利用したい就労移行支援事業所を決める
  5. 居住地の福祉事務所などで障害福祉サービス、計画相談支援サービスの申請手続きを行う
  6. 障害福祉サービス受給者証を受給し、事業所の通所をはじめる
  7. 自分の得意なこと、苦手なこと、目標などを整理し計画書を作る
  8. 計画書に沿って取得を目指すパソコン資格に合わせた作業・プログラムを受ける
  9. 資格試験を受け、合格して資格取得

効率よく資格を取得するためのサポート

就労移行支援事業所では、利用者が効率よくパソコン資格を取得するためにさまざまなサポートを提供しています。たとえば「あゆみ」では、まず資格の勉強のための自習方法や、参考書の読み方などを学ぶようにしています。最初は職員と一緒に行いますが、自立を目指して徐々に自力で学習できるようにサポートを行います。

利用者個々に合わせた計画書に沿っているため、皆が同じペースで作業やプログラムを進めるわけではありません。個人のペースに合わせて、無理なくかつ効率よく、パソコン資格取得を目指します。

就労移行支援を利用して取得できる人気のパソコン資格一覧

就労移行支援を利用して取得できるパソコン資格の中でも、以下のものが人気です。

・MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)

・Word・Excel・PowerPoint初心者向き資格

・IT・プログラミング系

・ビジネスやWebデザイン分野

それぞれの資格の内容や特徴、難易度などを解説します。

一般事務職に強い!MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の魅力

「MOS(Moicrosoft Office Specialist)」とは、マイクロソフト社が認定するWord、Excel、PowerPoint、Access、Outlookのスキルを証明できる資格制度です。パソコンの資格の中ではもっとも高い知名度を誇り、国際的にも通用できる魅力があります。

バージョン別に試験問題が作成され、アプリケーションごとの受験が可能です。一般レベルと上級レベルのふたつがありますが、バージョンやアプリケーションによっては一般レベル、または上級レベルのみのものもあります。

試験は実技形式で、受験した日にすぐ結果が分かります。合格率は非公表ですが、一般レベルは80%程度、上級レベルは60%程度と言われています。

Word・Excel・PowerPoint初心者向き資格の特徴と難易度

WordやExcel、PowerPointのマイクロソフト社のアプリケーションに関する資格は、MOS以外にもあります。初心者向けの資格として人気なのが、サーティファイ社のオフィス系資格です。

代表的なサーティファイ社のオフィス系資格を以下に一覧でまとめました。

資格の名前特徴難易度
Word文書処理技能検定試験Wordを使った文書作成スキルとビジネスでの実践力を問われる 1級・2級・3級 1級と2級は実技+選択式 3級は実技のみ いずれも正答率70%以上で合格平均合格率80%後半
Excel文書処理技能検定試験Excelを用いた表計算処理スキルと現場での実践力を問われる 1級・2級・3級 1級と2級は実技+選択式 3級は実技のみ いずれも正答率70%以上で合格平均合格率80%前半
PowerPointプレゼンテーション技能検定試験PowerPointを用いたプレゼンテーション資料(スライド)作成に特化した試験 上級・初級 上級は実技+選択式 初級は実技のみ いずれも正答率70%以上で合格平均合格率90%

IT・プログラミング系就職を目指す人向けの資格と試験内容

ITやプログラミング系を目指す人向けの資格には、以下のものがあります。

資格の名前特徴試験内容
ITパスポート国家資格 ITを利用するすべての社会人に求められるIT関連の基礎知識の証明ストラテジ系(経営全般)、マネジメント系(IT管理)、テクノロジ系(IT技術)の3分野から出題 各分野で正答率30%以上、全体では正答率60%以上で合格
基本情報技術者試験国家資格 情報戦略に関する予測・分析・評価、システムの設計・開発・運用、ソフトウェア開発などのスキルの証明C、Java、Python、アセンブラ言語(CASL Ⅱ)の4言語 選択式

いずれも国家資格ですが、きちんと勉強をして対策を取れば十分合格は可能です。

ビジネス分野・Webデザイン分野で活用できる注目の資格とは?

ビジネス分野やWebデザイン分野で活用できる資格には、以下のものがあります。

名前特徴
P検(ICTプロフィシエンシー検定試験)ビジネスの場でICT(情報通信技術)を自由に駆使し情報共有や活用できるスキルの証明 5級〜3級・準2級・2級・1級
ウェブデザイン技能検定国家資格 Webサイトの制作に必要なウェブデザインの知識や技能、実務能力を問う 1級〜3級 3級は誰でも受検可能 1級と2級は実務経験や職業訓練修了など受験要件あり
アドビ認定プロフェッショナルPhotoshop・Illustrator・Premiere ProといったAdobe社製品に対して一定の知識を持つことを認定する試験

パソコンスキルに強い就労移行支援事業所の選び方ポイント解説

パソコン資格取得を目指すなら、パソコンスキルや資格取得に強みのある就労移行支援事業所を選ぶ必要があります。これから利用する就労移行支援事業所の選び方のポイントを解説します。

無料で資格取得をサポートしてくれる就労移行支援事業所の特徴

無料でパソコン資格取得をサポートする就労移行支援事業所は、実際に取得できる資格やプログラムの内容を公式サイトなどで公開しています。

たとえば「あゆみ」では、就労移行支援サービスにて以下の資格取得が可能です。

・文書処理3級~

・MicrosoftOfficeSpecialist(Excel,Word,PowerPoint)

・MicrosoftOfficeExpert(Excel,Word,PowerPoint)

・Photoshop🄬クリエイター認定試験2級~

・Illustlator🄬クリエイター認定試験2級~

また、資格ではないもののPremierePro(動画編集ソフト)の取り扱い方法の学習も行っています。

就労移行支援事業所のパソコン資格取得に関するよくある質問

よくある質問と回答を以下にまとめました。

自分のパソコンスキルに合わせた指導やフォローが受けられるの?

移行支援事業所によって、提供するプログラムやカリキュラムは異なります。たとえばパソコン初心者でも、タイピングなど基礎から教えてくれるものもあれば、ある程度パソコンの知識があることを前提としたカリキュラムを設けているところもあります。

事業所選びの際に、提供されているプログラムやカリキュラムが自分自身に合っているかどうかをしっかり確認することが重要です。

資格取得やパソコンスキルがあればかならず就職はできる?

パソコンスキルや資格取得は、就職活動に有利です。一方でスキルと資格さえあればかならず就職できるわけではありません。自分自身が持つ障害・病気の特性や働く上での困りごとへの対処法を理解した上で、自分の持つ強みやスキルを活かせる職場を選ぶことが、一般就労への近道となります。

そのためには、パソコンスキルや資格取得はもちろん、就職活動や就職後の支援もしっかり行っている就労移行支援事業所を選びましょう。たとえば、「あゆみ」では、就職活動時ハローワークへの同行や、就職後企業訪問や面談などのフォローを提供しています。

資格を取得して自分に合った仕事につなげよう!まとめと今後の活動のヒント

就労移行支援でパソコン資格を取得するメリットや取得できる資格などを解説しました。パソコンのスキルや資格があれば、一般就労を目指す上でも有利となります。
まずは自分自身が取得したい資格やスキル、自分のレベルに合うカリキュラムやプログラムを提供している、かつ就職へのフォローをしっかりと受けられる就労移行支援を提供している事業所を選びましょう。


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